イタリア旅行記、シチリア.トロペア.アマトリーチェまで車とフェリーで南から中部イタリア一週の旅　

Viaggio

イタリア紀行文やシェフの独り言を話します

2010年10月シチリアのタオルミーナで料理教室開催
da Roma a Sicilia 10, 2010

2010年5月フランス、イタリアの旅　車で2,000kmの旅
フランス国内を車で1,000km ＋　イタリア1,000km
da Aosta , Francia , Milano 5, 2010

2010年5月ミラノ～チロル地方　北イタリア一週の旅　車で2,500kmの旅
da Milano , Venezia , Grappa 5, 2010

2009年10月シチリア～アマトリーチェまで　車とフェリーの旅　車で2,200km
da Roma a Sicilia 10, 2009

2009年10月ローマ～レッチェまでの南イタリア一週の旅　車で1,700kmの旅
da Roma a Napoli , Alberobello , Lecce 10, 2009

2008年11月の間ローマから南下して南イタリア一週の旅　車で2,300kmの旅
da Roma a Sicilia 11, 2008

2008年10月の間ローマ～中部イタリアの旅　車で1,200kmの旅
da Roma a Toscana 10, 2008

2008年5月～6月の間サルデェーニャ島とサンマリノ国の旅　
da Roma,sardegna jungno 2008

2005年4月に2週間ベニスからサンマリ経由ミラノまで車の旅　2000km
da Roma,venezia,s.marino,lucca,ge'nova,asti,a milano aprile 2005

2004年8月に2週間ローマから南下してシチリアの友人のレストランまで車の旅　2000km

2004年1月に2週間滞在日記 (シチリア島を車で1000km の旅) Sicilia, gennaio 2004

2003年8月に3週間滞在日記 (ベニス、アスティー、サンレモ、アオスタの1800km 車の旅)
da Venezia Asti Sanremo a Aosta, agasto 2003

2003年1月に2週間滞在日記 (ローマ～ソッレント) da Roma a Napoli, gennaio 2003

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シェフのイタリア紀行文 (da Roma , Sicilia , Sardegna , a Corsica)

シチリア.パッキーノ.パラッツォアドリアーノ.チェファルー
トロペア.アマトリーチェ.オスティアまで車とフェリーで南から中部イタリア一週の旅

今回はローマの空港からシチリアのカターニャ空港まで飛行機で約1時間のフライトです。
以前のカターニャ空港の出入り口が変わり少し綺麗になったと言うか小さく寂れたと言うか微妙
ここにも不況の風がふいているのかな?
ここからいつものハーツレンタカーを借りて16日間の旅が始まる。

一番小さい車でも16日間借りると14万円ほどかかる。結構高いかな? ちなみに保険はフルカバードです。
イタリアで借りる場合は保険料が車の借り代金ほどかかりますが絶対追加で加入をおすすめ
結構、夜パーキングに止めて朝になると車が凹んでいたりすることが多いので。

そしてタオルミーナに。　友人にお寿司を作る約束のために向かう
去年、行った時にお寿司の話になり、まだ食べたことがないと言う。　カターニャに1件日本料理店ができたが
とても高くて行ったことが無いと言うので、それでは来年、お寿司を作りに来るね。と言って帰ったもので...
日本から海苔とか道具類を持ち込み寿司作りです。
そして翌日は残った食材でランチです。写真参考

食材は市場で取り立ての魚をゲット。　市場の写真は下記にて　

今回のタオルミーナのおすすめ店を2件紹介。
1件はお菓子屋さんです。　ヒントで店先の写真をアップしましたので探してみてください
とても美味しいお菓子屋さんですよ。
もう一軒はカバン店です。
　オリジナルのデザインを友人がしている店ですがオーストリッチの皮を使ったカバンで最高です。
日本で買う10～20分の1の価格で買えますよ。店はギリシャ劇場の前の通りがヒントです。
(写真の上にクリックマーカーを置きますと写真の案内文が表示されます)

今回もう一軒の紹介です。　タオルミーナの音楽家でジョッゼッペ&ジャンニさん達です。

イタリア,タオルミーナの演奏家、Suonatori Mediterranei ジョッゼッペ&ジャンニ

タオルミーナは年に1度訪れる町ですのでまた次の旅行記にておすすめ店を紹介していきます

そして次の今回の目的地のパッキーノの町に移動
パッキーノは日本で言うプチトマトの故郷です。
発祥の地のプチトマトを食べに行くことが目的の一つです。
ですが......
イタリアでもスーパーマーケットや市場に行くと"プチトマト"をよく"パッキーノ"と表記して売られていますが
パッキーノの町ではどうでしょうか？
パッキーノの町でパッキーノとは表記されずに
"ダッテリ"と"チリエッジャ"と2つの種類表記をされています。
ダッテリはトマトの味が濃縮された味のトマトです。　ダッテリは楕円形の形のトマトです。
チュニジアのダッテスと同じ形のトマトです。

そしてパッキーノの町で初めて目にする光景に出合う....
イタリア中を、今までにおそらく数えたことが無いですが10万kmほど車で走ったことがありますが
360度ビニールハウスに遭遇したことが無いのですが、この町は360度の見渡す限りのビニール畑。
当然今はイタリア中に配っていますので需要に間に合わないのでしょうね。

そしてラグーザ方面に移動することに
そして今回また紹介したくなった食堂に遭遇。
ここは本当にお薦めの名店ですが残念ながらメニューはありません。
本日のおすすめ料理を言ってくれますが美味しくで値段も格安。
味は豚肉で有名な地だけあって最高に美味い。そして大量の豆スープ
なんと言っても驚きの価格。
　ワインと水とコーヒーとデザートと２人がもう食べれないと言うほどの料理で伝票の金額は２４ユーロ。

今夜はラグーザの町にて

この地のチーズ、ラグザーノが目的です。

ラグザーノを後にしアグリジェントに
車で走っていると突然、アグリジェントの古代遺跡が現れます。

そして今回の最大の目的地。20年ほど前の映画でニューシネマパラダイスの撮影地を訪れることです。
映画、ニューシネマパラダイスのパラッツォアドリアーノの村はホテル1件とレストランが1件のみの田舎村ですが
この村に行くまでが大変な道をひたすら走らないといけない町。
ですのでもう一つの撮影地、チェファルーの町にくらべたら田舎村です。
チェファルーはパレルモから行きやすい町ですので、見方によっては今は完全に観光化した風情をなくした町に変貌

村のおまわりさんに宿泊先はありますか? と聞くとその角を曲がったところにホテルが1件と
そこの角を曲がってズッーと行くとアグリトゥーリズモがあるよとのこと。
そして一言。この村はこの2件とレストランは1件しかないのです。　とのこと
迷わずに農園民宿に泊まることにする

日本に帰ってから知人から完全版の映画ＤＶＤを借りる機会があり見てみると
人間って思い違いをしているもんだと思う。
現地で本物を見た後に映画を見るとまた感動も違うものですね。
料理もそうで、いくらイタリアの本でイタリア語で記載してあるからと言ってもやはり現地の調理方法とは別物。
本当を知ると間違いがわかる....
(後篇のアマトリーチェでもそのことを理解する機会に巡り合う)

そしてパレルモに移動中に羊の群れに遭遇

珍しいカモシカのチーズを発見

映画、ニューシネマパラダイスで海のシーンを撮影したチェファルーに到着
残念ながら私のイメージとは違った町に。　ホテルは沢山。観光客も沢山。　
この町は電車も通っているしパレルモからも近くて便利な立地なもので発展したのだろうと思う。
すっかり観光地ですね。

シチリアから本土に渡るフェリーで時間は約30分ほど

もう一つの目的地。トロペアです。
この地は赤タマネギで有名な地。
ただこの赤タマネギを食べる為に少し辺ぴな場所にある町に移動。
ただこの町に行くまでは赤タマネギなんて何処で食べてもそんなに違わないだろー。なんて思いが。
ですが今はこの地に行って良かったと心から思う。
本では教えてくれない物を感じる

本当に美味い。　ただ赤タマネギであるが心の底から旨い。の一言。
ぜったいに行くべきである。この地に。
まつたくイタリア国内に出回っている赤タマネギと違う。
もう一度行ってみたい町である
ここでお薦めのレストラン。写真はヒント。

今回最後の目的地。
アマトリチャーナの発祥の村。　直線で500メートルも無い町。
こんな小さな町が今やラーツィオ州の代表スパゲッティソースになっているなんて。感動。
そして今回はこのアマトリーチェのスパゲッティを2度食する機会に。
1度は、おばーちゃんが作る家庭的な味。　そして2度目はレストランのコックの味。
これもやはり現地に行かないと分からないことだらけ。
イタリアのレシピ本では学べないことばかり。
ほとんどのイタリア料理本(イタリアで発行の本)とはまったく違うレシピである。
当然日本のイタリア料理本とは別物のレシピと食材...

そしてようやく終点のローマに。
ですがローマの町の中には泊らずに近郊のカステッリロマーニ郊外に
ここでアグリトゥーリズモを発見。
おすすめの宿とピッツェリーアがある
この農園民宿から見る夕焼けは最高に美しいの一言。
ぜひ一度。
ピッツァの大きさに注目。　そしてポルチーノ茸を丸ごと焼いたもの。

ローマ近郊のアルバーノ湖

ラティーナの町に行った後にあるものを発見
イタリアにとうとう缶コーヒーが出現
値段は高っー
もうひとつ、この缶コーヒーが売っている店では簡易的に作り置きのものが食べれる店。
この店先に車を止めるとガラス越しの店内で、ある女性がテーブルに座ってなにやら食事をしている
この女性はスカートからパンツが丸見え....
ここで私は水を買いコーヒーを飲んでると、その女性は外に出て行く....
そしてコーヒーを飲み終えて車を発進。
すると200メートルほどの先に驚きを発見....
そこには、さっきの女性がなんとスカートを脱いでパンツ一枚で客引きをしている....
大胆に本当に"パンツいっちょう"とはこのこと。　大胆....凄いの一言。

ローマの空港に近くに町に最後の宿泊。そしてローマピッツァでも最優秀賞をあげたくなるピッツァ屋さんに巡り合う。
美味かったなー。　ここのローマ風ピッツァ。　
皆一生懸命に作っている店。

そしていつも通りにトレビの泉。　
もう一度ローマに戻ってこれますようにと。

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Web-Site OPEN
11.11.2003