イタリア料理レシピ



今回は、日本でも有名なアマトリチャーナについて記載してみたいと思います。
さて、作るにあたってアマトリチャーナの意味を聞いてみませんか・・・?

アマトリチャーナとは、アマトリーチェと言う地名やそこに暮らす人々の意味があります
このアマトリーチェとはどこなのでしょうか? この辺から触れられたらと思います・・・
Amatriceと書き、西にはPostaを通りRIETI と言う町があります。そして北東には、アドリ
ア海がある場所です。アマトリーチェから山道を通りlago di campotostoと言う大きな湖
に行ったりも出来る素朴な田舎町です。


昔、イタリアにトマトが無かった頃は、当然トマトの入らないアマトリチャーナでした。
今のアマトリチャーナは、ローマ近郊で食べてもアマトリーチェで食べてもトマトが入っていますが
家庭によりトマトなしの白い元祖アマトリチャーナを作るオバァーちゃんもまれにいます。

イタリアのアマトリチャーナは唐辛子の辛さをきかせません。どちらかと言うと甘めのソースです。
何故か日本のアマトリチャーナは辛いソースが多いようですので、お好みで赤唐辛子はお入れ下さい。

日本ではアマトリチャーナと言いますが、ローマではマトリチャーナと言う店が多いです。
ローマっ子はなんでも言葉を短くするのがすきなようです。
ちなみにローマでコーヒーのカプチーノをカプッチョと言います。

用意する食材 (1人前)


1...フライパンにオイルを入れます
  2...パンチェッタとにんにくを入れます
  3...そして火を点けます
4...パンチェッタに火が通るちょっと前に、にんにくを取り出して捨て、玉ねぎを入れます 
5...赤ワインを入れます(アルコールを飛ばす)
6...バターを入れ焦げないように溶かします
7...トマトソースを入れます(お好みの濃さに煮込んで調節して下さい)
8...お塩で味付けします(もし唐辛子を入れるなら3or4の時点で入れます)
9...茹で上がったパスタを入れます(どの時点でパスタを茹でるかは、ソースの出来上がり時が理想)
10...少し固めに茹でソースの中で和えます
11...出来上がったらソースとパスタの中にチーズを入れ馴染ませます
12...お皿に盛って上から、チーズを振掛けて終わりです。
 
                     
お疲れ様でした


このソースで注意することは、トマトソースを入れすぎずにコッテリさせないことです。
日本のイタリアレストランでこのソースを注文すると、かなり赤唐辛子のきいた辛いソースで
トマトソースの濃厚なものがでてきますが、これは和風イタリアンです。 
本場風でも、和風でもお好きなタイプでお作り下さい。
パスタマニアのお客さんでも、イタリアキドリしている方がたまに見えて、ここのアマトリチゃーナは
辛くないけど日本風なの? と聞かれる時がありますが、これは反対です。 
このレシピを見た方は、間違えないで下さい。

トマトソースですが、市販のトマトホール缶を使用しても生トマトを使用してもかまいません。
市販のトマト缶を使う場合は、トマトの種を取り除いて使って下さい。
生トマトを使う場合は、トマトの皮を湯剥きして使います。
(トマトの湯剥きの項目を参照)
チーズは、ペコリーノチーズをかけるのですが、無ければパルミジャーノチーズでもかまいません。

パスタの食感は、この地方では、あまり芯がカチカチに残るアルデンテに仕上げません。
硬いパスタより少し柔らかめの食感で食べる地区の郷土料理です。
(アルデンテについての項目を参照)



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